Webサービスの高度化やデータ量の増加でサーバーへの負荷は年々高まるばかりです。また不正アクセスによる情報漏洩など、セキュリティー面におけるサーバー管理負担も増大しています。
こうした中で、複数のサーバーを用いて、サーバーの負荷軽減や安全性を向上させるため、複数台のサーバー構成を導入されるお客様が増えています。実際の導入例をもとに、より効果的なセキュリティ対策と冗長化構成を実現する複数台構成についてご紹介します。
まるごとserverをご利用いただいているお客様の導入例
Show Case1
サーバーへの負荷を、複数サーバーに割り振ることでネットワークの遅延やサーバーダウンを防ぎます。
通常1台のサーバーでまかなうWebサーバー、メールサーバーといった機能を、それぞれ1台のサーバーに割り当てることで、サーバーの安定性や耐障害性を飛躍的に向上させることが可能です。例えばWebサーバーにアクセスが集中した場合、1台のサーバー構成ではメールの遅延などが発生することがあります。これに対して、Web、メールサーバーの2台構成の場合、仮にWebサーバーへの負荷が増大した場合でもメールの遅延などを防ぐことができます。
また、まったく同じ構成のサーバーを用意して、アクセスを2台に振り分けることで、サーバーへの負荷を軽減するといった利用法もあります。
Show Case2
DBサーバーへのアクセスをWebサーバー経由にすることで、第三者からの不正アクセスを防ぎセキュアな環境にします。
インターネットに接続する公開用サーバーとデーターベースサーバーを分けた構成では、顧客情報などが含まれたデータベースをバックエンドに分離することで、ハッキングなどによる情報漏えいリスクを回避できます。
ネットワークからデータベースを切り離すことで、不正アクセスを防止し、顧客情報などの重要なデータを悪意のある第三者などから守ることができます。
Show Case3
Webサーバーを複数にわけアクセス負荷を防ぐとともに、DBサーバーへのアクセスをWEBサーバー経由にすることで、第三者からの不正アクセスを防ぎ、セキュアな環境にします。
メインサーバーにバックアップサーバーを加えた構成により、万が一、メインサーバーに障害が発生した場合でも、バックアップサーバーに接続を切り替えることでサービスの停止を防ぐことができます。
さらに、インターネットに接続する公開用サーバーとデーターベースサーバーを分けた構成では、顧客情報などが含まれたデータベースをバックエンドに分離することで、ハッキングなどによる情報漏えいリスクを回避できます。ネットワークからデータベースを切り離すことで、不正アクセスを防止し、顧客情報などの重要なデータを悪意のある第三者などから守ることができます。